~ 「母の看取り日記」篇について ~

‥‥現在母は、98歳。終末的な介護・医療をしてもらえるいわゆる「ナーシングホーム」と呼ばれる施設に令和7年6月下旬に入所し療養しています。言うなれば人生最期の期間を迎えている母について、その「日常の様子」「家族の思い」・「家族がしてあげられること」、そして「看取り」についての知識・情報などをとにかく記録しておきたいと考え、これらを「日記」という形で掲載させていただきます。私個人にとっての「記録」というだけでなく、「終末期(つらい言葉ですが)」にあるご家族の介護・看護をしておられる方の何か参考になることがあれば幸いです‥‥

〔6月某日からの3日間〕(入所後の数日間)

〔新たな施設に入所しましたが、なかなかすんなりとは落ち着かないものです…。〕

【新たな事態が発覚‥!?】

1 肩が脱臼してる?

  〇 入所した日の翌日の午後7時半頃、施設の担当看護師さんから自宅に突然の電話連絡がありました。「入所前から左腕のむくみがあり動かせない状態にあったようだが、現在の身体状況として左肩の関節部分が前方に飛び出しており、恐らく脱臼していると思われる」とのことでした。

  〇 私からは、「左腕のむくみや動かせない状態については入院中から認識していたが、点滴等によりそのような症状になることもあるのかくらいの理解で、脱臼については、何ら病院の医師・看護師から話は無かった」と返答しました。

  〇 このことに対する治療など今後の対応については、さらに翌日に主治医の先生の往診があるのでその際検討しましょうということになりました。

  〇 新たに想定外の整形外科的な疾患が見つかったことで、高齢でほぼ寝たきりの状態になっている母についてさらにどうしていったらよいものかと不安な気持ちに襲われました。

2 病院の整形外科受診へ

  〇 翌日の先生の往診の際、ご相談したところ、症状が既に長期化し身体の自由が利かなくなっているので、このまま様子を見てはどうかとのご意見も示されました。しかし、脱臼に伴う痛み・むくみがあり、ほぼ寝たきりの状態とはいうものの今後、更衣・清潔保持・体位交換などの身体的ケアを行っていく上で支障も出てくるので、一度病院の整形外科を受診させたいと申し出ると了解していただけました。

  〇 先生が、早速、紹介状の作成、受診の調整などを行ってくださり、迅速に話は進み、さらに翌日の午前中、整形外科を受診することになりました。

  〇 翌朝、介護タクシーを依頼し、何と片道13,000円の代金ではありましたが、ストレッチャーで病院へ向かい受診することができました。担当医師は、CTなどの精密検査の後、関節をはめ込む施術を麻酔も使いながら2人態勢で行ってくださいました。

  〇 しかし、一定の強度で回復施術はしていただいたものの、関節をもとのとおり戻すことはできず、腕の不必要な動きを抑制するためのサポーターと貼る形式の痛み止めの薬を処方して、後は1か月程度経過観察することになりました。

3 今後のケアは‥

  〇 これ以上の治療は難しいということであり、なるべく痛みが生じないような身体介助を行うとともに痛み止めの薬とサポーターの使用により対応していくということになりました。

  〇 安静にしているとそれほど左肩・腕に痛みを訴えることはないのですが、左肩を下にした側臥位(横向きの姿勢)はできないので、ベッド上での体の自由は制約されることとなりました。特に体位交換が仰向けと右側を下にした側臥位しかできないのが難点ではあります。

【~kappaおじさんの独り言~】

kappaおじさん

新たな環境での平穏なスタートができたかと思っていた矢先の、まさかの「左肩脱臼」の事実発覚だったので、正直驚き不安になりました…。(いつからどのような原因でこのような症状になったのか自体がまずわかりません‥!?)

しかし、超高齢な故に、手術などの負担のかかる根本的な治療は行えず、現状維持でのケアを続けていくということになりました。まあ、しかし家族としては、専門医の診察・治療も一度行っていただけたということで了解はできました。

あとは、なるべく痛みが生じないような身体的ケアをよろしくお願いするだけです。